決断・実行

令和3年新春を迎えて

謹賀新年、区民の皆様におかれませては、すこやかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。日頃より活動に対しご指導、ご理解を賜り心より感謝申し上げます。

 さて、昨年の今頃は、新型コロナウイルス感染症により、パンデミックが起こりこのような状況になることとはだれもが想像していなかったと思います。まさしく昨年は、日常の生活様式が変わった激動の一年でありました。新しい生活様式への適応が求められ、私たちの生活様式は一変し、リモートワークやオンラインでの働き方、マスクの着用、手洗い、3密を避けるといった基本的な感染予防対策の徹底が求められる中、第3波による感染症との戦いは未だ収束の道筋が立たない状況であります。まずは、区民の皆様の健康と安心を確保するために、新型コロナウイルス感染症に打ち勝たなくてはなりません。

PCR検査の拡充2月より実施される予定のワクチン体制の整備、医療崩壊させない医療機関への支援の拡充、感染症拡大の影響により深刻な状況になっているあらゆる方々に対する救済施策の充実を図り、地域経済、区内産業の活性化に全力を尽くし、早期収束に向けて取り組むことが最優先課題です。また、新型コロナにより新たな弱点も発見されました。「災い転じて福をなす」の通り、コロナ禍を今まで当たり前だと思っていた行政施策・事務事業を見直す機会と捉え、行財政改革の知恵を出す状況であるとの見地に立ち、英知を発揮する。このことができるか否かによって、今後の区政のあり方をこは大きく左右されるといっても決して過言ではないと思います。新型コロナウイルス感染症により、数年化に渡る税収減が見込まれ、これから区財政の厳しさは増していきます。さらに、世田谷区の人口は右肩上がりに増加を続けてまいりましたが、20207月をピークに減少が続いております。新型コロナウイルス感染症による転出増も推察され、人口減に伴う区財政派の影響も懸念されます。区民目線に立った事業の精査を行い更なる行財政改革を推進します。

 また、昨年の「特別定額給付金」の払込遅延やマイナンバーカードの普及率も、想定を大きく下回わり、デジタル化への対応が大幅に遅れている課題が顕在化されました。DX・デジタル化を推進し、『世田谷ペイ』の創設に伴い、消費者のメリットと商業振興の充実を図り地域経済を元気にしていき区内産業活性化区民の利便性が向上を実感できる新たな生活様式の実現を目指してまいります。

また教育分野においては、昨年4月の全国一斉休校の実施に伴う課題の解消策として、GIGAスクール構想が前倒しされ、一人一台のタブレットが年度内に配布されます。来年度からは、教職員のICT教育の指導力向上を促し、オンライン授業コンテンツを充実し、スピード感をもって進めていかなければなりません。と同時に、教育に関しては、なんでもデジタル化ではなく、人は書物を読み、文章を書くことで知恵や思考力を身に着け成長していく、そして情緒を育てコミュニケーション能力を育んでいく。教育の基本はしっかりと厳守していくことは忘れてはなりません。

そして、昨年は幸いにも、台風等による大きな災害はありませんでしたが、一昨年の台風19号においては世田谷区でも甚大な被害が発生しました。首都直下型地震や水害等のいつ起きてもおかしくない自然災害に対する取り組み、被害を最小限に抑え、感染症という新たな視点を取り入れた災害対策をさせ、区民の安心安全な暮らしを守ってお行かなければなりません。誰もが住み続けられるふるさと世田谷のために、高齢者へのケアの徹底障害者施策の充実地域特性を活かした街づくり都市基盤整備、地球温暖化対策としての2050年に向けての環境対策みどりの保全等山積している課題の解決を着実に前に進め、次の世代そしてまた次の世代に希望を繋げる区政の実現に向けて取り組み、一日も早くコロナ以前の私たちの日常を取り戻すために努力をしてまいります。本年も変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

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