新年を迎えて

2018年、 平成30年がスタートしました。今年の干支は戌年であります。十二支の十一番目である「戌」には、実った作物を無事収穫できた状態、目的の達成をあらわす意味があるそうで、のちに人々が覚えやすいように、動物の「犬」が割り当てられたとのことです。古来より犬は、神聖な場を守護し、人々をより良い方向へ導く存在として親しまれています。

昨年は、都議会議員選挙、衆議院議員選挙の二度の選挙、また北朝鮮のミサイルの脅威をはじめ、災害や事件等様々な動きのあった一年でもありました。今年は、平成として1年を通ずる最後の年であります。平成30年こそ、平穏で平和が感じられる、その名の通り「国の内外、天地とも平和が達成される」そんな一年になるよう願うしだいであります。

新たな年を迎え、世田谷区政も新年度の予算編成に向け動き出しております。4年連続で全国ワーストワンなっております保育待機児の問題は、お陰様で3歳から5歳児に関しましては、一応の目処がつく状況となりました。しかしながら、0歳から2歳児に関しては、依然800人を超える待機児が発生しており、引き続き緊急の対策が強く求められております。また、これから必ず迎え来る超高齢化社会、これらに対する施策も緊急性を要する課題であります。社会保障費が増大していく中で、様々なサービスを継続することのできる持続性社会の構築は、厳しい財政状況の中でもその実現は不可欠であります。その財源をどのように確保し実現して行くのか、私たちの生活に直結する重大な課題であります。そして、23区で最も老朽化の進んでいる区役所本庁舎。いつ発生してもおかしくない首都直下型地震に対する防災機能の観点からも、長きにわたり改築の議論がされてまいりましたが、昨年の秋に遅まきながら設計事業者が決まり、現在、基本構想から基本設計の作成作業へと進んでいる状況であります。これから70年、80年に渡り区民の財産として使用する施設であります、限られた財源の中で、区民の皆様の思いが反映された、最大の効果が感じられる、未来をしっかりと見据えた本庁舎となるよう、今後の実施設計、着工に至るまで最善の努力をしてまいります。その他、世田谷区には本庁舎以外にも数多くの公共施設があります。それらの施設の老朽化に対する、改築・改修の問題や街づくりの根幹をなす基盤整備や防災対策、2020年 オリンピック・パラリンピックに向けての世田谷たばこルールの策定や多文化共生社会の多様性の理解と啓発、多くの観光客を迎え入れるための民泊条例の制定。また、区内産業の育成と区内経済の活性化、世田谷ブランドの都市農業の振興と農地保全、私たちの生活に潤いを与えるみどり率の向上と環境整備等の課題から、また昨今、ブームともなっているふるさと納税による40億にも及ぶ税収減額の対応。その対策も新たな課題の一つとなっております。そして、これらの課題解決のための施策を具現化するためには、時に痛みを伴う断固たる行財政改革の実行も不可欠であります。 

昨年、世田谷区の人口が昨年90万人を超えました。この人口は、政令指定都市と同様の人口規模であります。しかしながら世田谷区は、自治法上では特別区という基礎的自治体で、つまり市並みの行政権限を持つとの位置づけでしかありません。そして自治体の権限としては、都区制度という仕組みの中で、本来は市として持っている権限の一部が都にあり、90万人の人口を抱えながら、一般市以下の権限しかありません。都からの権限移譲、財源移譲、都区間の制度改革による自治権の拡充も大きな課題であります。

2025年問題を迎える限られた時間の中で、山積されたこれらの課題を解決していかなければなりません。多くの区民の皆様の貴重な知恵や意見が、課題解決の大きな礎とります。その声を日々の力、政治の力とし、諸課題の解決に向けて邁進していく所存であります。本年も多くの区民の皆様のご指導を賜りますよう宜しくお願いいたします。

平成30年戌年の通り、 区民の皆様のそれぞれの目標が達成され、実り多き一年となりますように心よりお祈り申し上げます。

平成29年第一回定例会閉会

第一回定例会において、平成29年度予算が賛成多数で可決されました。

平成28年第一回定例会閉会

第一回定例会において、平成28年度予算が67年ぶりに修正可決されました

修正の内容は、本庁舎に耐震調査にかかる1008万円を減額するものであります。
これは、区長が考えている、本庁舎の改築を現在の中庭の景観を残した一部保存による改築を行った場合に必要となる経費で、防災機能や分散されている庁舎の集約と次代に即した機能の充実、経費の縮小を考慮したバリやフリーの観点に立った全面改築を主張する私たち(議会多数派)との考え方に相反する予算であり、全面改築となった場合には無駄な予算とります。
 また、改築方法が一部保存となった場合には、補正予算で対応できる経費であり、区民の血税である大事な予算を計上する当初予算の観点からも、使うか使わないか分からない経費を計上する必要はなく、しかもまだ方向が決まっていない中で、区長が考えている一部保存ありきの予算案段階での計上はありえないことであり、その考えに基づき修正案を提示し、賛成多数で可決されたものです。

修正予算と同じく、保坂区長に対する決議「区政の停滞を招いている保坂展人区長に対し議会の存在を軽視する言動を改めることを求める決議」も賛成多数で可決されました。

昨年の5月新議会が発足し、選挙において19万票を超える得票を得て当選された保坂区政も2期目を迎えた中、私たち自民党は、戦った相手とはいえ勝者に敬意を表し戦いが終わった後はノーサイドの考えのもと、区民利益のために、区政の両輪としての保坂区政における議会第一党としての責務を、四年間全うして行こうとの考え方で臨んだにもかかわらず、この一年間を振り返ると、重要課題に対する考え方や決断力、また質疑に対する誠意のない答弁等、議会の存在が軽く捉えられ、区政の両輪としての信頼、信義を失わさせるような言動が数多く見られた。

このような状況の中で、区民利益に繋がる区政を前に進めるために、私たち自由民主党世田谷区議団は、保坂区長に対しての区民の代表である議会の多数の声を真摯に受け止めることを求める決議案を提出し、多数の賛同を得て可決されました。
区長に対する決議が提出され可決されたのは世田谷区議会初の出来事であります。

その他、第一回定例会においては、空き家等の対策の条例、ごみ屋敷に対する生活環境を保全する条例他、子どもの貧困対策として住宅支援・給付型奨学金、妊娠期からの切れ目のない支援を目指す世田谷版ネウボラの導入、小学校通学路への防犯カメラの設置、土砂災害ハザードマップの作成、新規バス路線として等々力駅~梅ヶ丘駅間の本格運行、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた取り組み等の新規事業の導入や地域包括ケア、障碍者(児)の支援・保育の充実、就学世帯への支援、就労支援、学校図書館の運営体制の充実等の拡充事業が決まりました。
一般会計2905億8600万円 前年度比7.4%増、特別会計を含む4659億1200万円の平成28年度予算が可決されました。

ご挨拶

 
皆様お元気ですか、世田谷区議会議員の山口ひろひさです。
 
先般行われました統一地方選挙(世田谷区議会)に際しましては、皆様の多くのお力添えを賜り、4505票もの得票を頂き、お陰様で5期目の当選を果たすことが出来ました。
これも偏に皆様のお力添えの賜物と、心より感謝申し上げます。
 
 これからの任期4年間、皆様方から頂きました1票1票にしっかりとお応えすべく、6つの政策を基本にその実現に向け、元気いっぱい議員活動に従事してまいりますので、今後も議会活動に対しての引き続きのご理解ご協力を心よりお願い申し上げます。

 さて国内では、自民党が政権を奪回し、アベノミクス効果で景気回復の兆しが見え始めかけたところでありますが、まだ景気の動向がどう運ぶのか予断を許さない不透明な状況です。
 
 平成27年度の世田谷区予算は、人口増に伴う納税者数の増による特別区民税の増収と景気回復による増収が見込まれ、今年度の予算に関しては継続性が保たれる予算編成となりました。しかしながら、危機的状況は回避されたものの、世田谷区の高齢化率も20%に達し、また、高齢化に伴う社会保障の自然増も年間約30億を超えるペースで増え続けています。こうした状況を鑑みても、これからの景気の動向を踏まえ、依然予断を許さない厳しい財政状況が続くことも想定されまいります。

 そのような中で、誰もが安心して安全に世田谷の街で暮らし続けて頂くためには、保育待機児対策、高齢者対策、認知症対策、健康寿命の延伸、災害に強い街づくり等々、喫緊に解決しなければならない問題や、さらに進行する少子高齢化社会にしっかりと対応することができる地域社会を創っていかなければなりはません。

 更なる行政改革を進め、民間の活力と知恵を出し合い、山積した諸課題の解決に向け世田谷区政を前進させることが私たち区議会議員の責務であります。
 区議会は区民の皆様の声を反映させる最も身近な行政です。
区民の皆様の声をしっかりと受けとめ、区政課題の解決に向けた迅速な対応にこれからも全力で取り組む所存です。

 誰からも信頼される、わかりやすい開かれた区政を実現してまいりますので、皆様の変わらぬご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。


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